クラウドエンジニアにおすすめの転職エージェント・サイト7選|AWS・Azure・GCP求人を比較【専門家監修】

AWS・Azure・Google Cloudなどの経験を活かして転職するなら、IT・クラウド領域に強く、技術やこれまでの経験を理解したうえで求人を提案してくれる転職エージェントを選ぶことが重要です。

クラウドエンジニアは専門性が高いため、利用するサービスによって紹介される求人や受けられる支援にも違いがあります。

候補としては、ITエンジニアの転職支援に強いレバテックキャリアやテックゴー、Geekly(ギークリー)などが挙げられます。一方で、保有求人や得意なキャリア、サポート内容はサービスごとに異なります。

自分のクラウド経験や希望する年収・キャリアに合う転職先を見つけるため、各エージェントの特徴や強みを確認していきましょう。

株式会社DeNA、株式会社ワークスアプリケーションズ、JAC recruitmentにて営業、ITエンジニア、CA業務を経験し、株式会社リブセンスにて「転職ドラフト」「転職ナビ」など転職サービスの事業責任者に従事。UPPGO株式会社にて副業転職サービスの事業責任者に従事。
2024年2月よりパーソルイノベーション株式会社にて未経験層・若年層の転職を支援する新規サービスの事業責任者に就任。

目次

クラウドエンジニアにおすすめの転職エージェント・サイト7選

クラウドエンジニアの転職では、IT・クラウド領域に特化したサービスを軸に、自分の経験と希望する転職の進め方に合わせて比較します。

転職サービスを比べるときに全体の求人数だけを見ると、実際にクラウド関連の求人がどれだけあるかは判断できません。IT求人が10万件あっても、そのうちクラウドエンジニア向けが数十件ということもあります。

そのため、本記事では次の3点で7社を比較しています。

  • クラウドエンジニア向けの公開求人がどれくらいあるか
  • 担当者が求人を紹介する「エージェント型」か、自分で探す「転職サイト・スカウト型」か
  • どの経験層を主な対象にしているか

クラウド実務経験を活かして転職するなら、まずIT特化型のエージェントを軸に検討し、自分のペースで求人を見比べたい場合はスカウト型を組み合わせるのが基本的な考え方です。

以下の7社は、エージェント型とスカウト型の両方を含んでいます。
右にスライドできます→

サービス名クラウドエンジニア転職
のおすすめ度
サービスの
タイプ
向いている人
(対象経験)
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
特徴・強み年収アップ実績対応エリア
レバテックキャリアのロゴ

レバテックキャリア

公式サイトはこちら

5.0転職エージェント
(IT特化)
クラウドの実務経験があり、企業の内部情報まで確認して選びたい人984件
  • 年間1万回以上の企業訪問で社内情報を収集
  • 希望企業への転職成功率96%
  • 利用者の3人に2人が年収70万円アップ
3人に2人が年収70万円アップを実現全国
geeklyのロゴ

ギークリー

公式サイトはこちら

4.9転職エージェント
(IT・Web・ゲーム特化)
在職中で、書類・面接対策まで受けながら進めたい経験者15,639件
  • 支援実績22,000件以上&活躍率は86%以上
  • 在職中の転職成功率86%
  • 企業ニーズを押さえた書類添削で転職成功率20%アップの実績あり
転職成功者の77%が年収アップ関東の一都三県、関西圏
Findyのロゴ

Findy

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4.8転職サイト
(スカウト中心)
IaCやコンテナなど、コードで示せる実績があり自分のペースで比較したい人非公開
  • GitHubの開発履歴からスキルを偏差値として可視化
  • スキル偏差値をもとに企業から直接スカウトが届く
  • 自社サービス開発企業の求人が中心
非公開全国
テックゴーのロゴ

テックゴー

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4.7転職エージェント
(ITエンジニア・PM特化)
実務経験2年以上で、上流工程やマネジメントへ進みたい人814件
  • 業界を牽引する大手・ベンチャーの求人が充実
  • 効率的に進められる「土日1DAY選考会」
  • 回数無制限の模擬面接で内定率を最大化
平均138万円アップ一都三県/大阪/名古屋/福岡
リクルートエージェントITのロゴ

リクルートエージェントIT

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4.6転職エージェント
(総合大手のIT領域)
幅広い求人を比較したい人、地方勤務・リモートも検討したい人1,000件以上
  • IT業界の求人数10万件以上で業界トップクラス
  • 企業の風土・スキル要件など内情まで把握
  • 平均年収606万円の求人を多数保有
平均50万円の年収アップ事例多数全国+海外
キッカケエージェントのロゴ

キッカケエージェント

公式サイトはこちら

4.5転職エージェント
(ITエンジニア特化)
応募数を絞って進めたい人、インフラ経験からクラウド領域へ広げたい人1,369件
  • 24項目のヒアリングで求人を厳選する「量より質」の提案
  • 入社後定着率98.49%
  • 元エンジニアのキャリアアドバイザーが在籍
平均約72万円アップ全国
ワークポートのロゴ

ワークポート

公式サイトはこちら

4.4転職エージェント
(総合/IT領域に強み)
初めての転職で、対面も含めてじっくり相談したい人487件
  • 転職決定人数No.1の実績
  • 20年以上の運営実績と83万人以上の相談実績
  • キャリアチェンジ支援に強み
50万円以上の年収アップ事例多数全国

どのサービスを優先して見るかは、転職で実現したいことによって変わります。

転職の目的優先して検討したいタイプ該当するサービス
クラウドの実務経験を活かしてキャリアアップしたいIT特化型エージェントレバテックキャリア/ギークリー
年収や上流ポジションを狙いたい上流工程・ハイクラス求人に強いサービステックゴー/Findy
インフラ運用からクラウド領域へ広げたい選考・キャリア支援が手厚い型キッカケエージェント/ワークポート
まず求人を幅広く比較したい大手エージェント・転職サイト型リクルートエージェントIT/Findy

求人数はサービスによって検索条件や職種の区分が異なるため、件数だけで優劣を判断せず、実際にどのような求人が含まれているかを確認してください。また、年収アップ実績も各社で集計の条件や対象期間が異なります。自分と近い経験・年代が対象になっているかを確認したうえで参考にしましょう。

1:レバテックキャリア

レバテックキャリアの公式ページ

基本情報
運営会社レバテック株式会社
タイプITエンジニア専門転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
984件
対応エリア全国
年収アップ実績3人に2人が年収70万円アップを実現
レバテックキャリアがおすすめの理由

年間1万回以上の企業訪問で社内情報を収集

社内環境・社員の雰囲気・チームのスキル感など、働きやすい環境かどうかを入社前に知ることができる

希望企業への転職成功率96%

強み発見のテクニカルヒアリングや会社ごとに面接で何を聞かれるのか教えてもらえるので、高い選考通過率が期待できる

利用者の3人に2人が年収70万円アップ

利用者の90%が「アドバイザーの業界知識が豊富」と回答。IT業界の動向に詳しいので、正しい市場価値に合った求人紹介によって年収アップを実現しやすい

レバテックキャリアは、年間1万回以上の企業訪問で得たリアルな内部情報を提供するIT特化の転職エージェントです。

社内の雰囲気やチームのスキル感、クラウドの活用状況まで事前に把握できるため、入社後のミスマッチを防げます。また、希望企業への転職成功率は96%と高く、各企業に最適な面接対策を受けられます

キャリアアドバイザーは技術理解が深く、強みを正しく言語化してもらえるため、クラウドエンジニアとしての市場価値を把握することが可能です。

結果として利用者の3人に2人が年収70万円アップを実現しており、クラウドエンジニアとして年収アップ・キャリアアップしたい人におすすめです。

レバテックキャリアはこんな人におすすめ!

  • 社内環境や社員の雰囲気まで入社前に知っておきたい人
  • 徹底した面接対策を受け、第一志望の企業から内定を獲得したい人
  • IT業界に精通したアドバイザーから的確なサポートを受けたい人

レバテックキャリア公式HP

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
業界大手レバレジーズのグループ会社が運営しているIT特化型サービスのため、品質も高く案件量も豊富なため信頼と実績があります。IT領域を幅広くカバーしているため、クラウドエンジニア志望の方でも安心して利用できます。

◎96%が希望企業へ転職
◎いつでも退会可能

2:Geekly(ギークリー)

ギークリーのトップページ

基本情報
運営会社株式会社Geekly
タイプIT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
15,639件
対応エリア関東の一都三県、関西圏
年収アップ実績
※2026年3月時点
転職成功者の77%が年収アップ
Geeklyがおすすめの理由

支援実績22,000件以上&活躍率は86%以上

IT企業の現場の情報を共有するとともに、スキル・経験を活かせる企業を紹介してもらえるので入社後に長く活躍できる

在職中の転職成功率86%

求人紹介・面接対策・スケジュール管理・年収交渉までIT専門アドバイザーが対応するから、IT企業への転職がスムーズ

企業ニーズを押さえた書類添削で転職成功率20%アップの実績あり

IT専門アドバイザーがスキルや経験を棚卸ししてアピールポイントを明確にしてくれるので、選考を通過しやすい書類を作れる

クラウドエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、IT特化型転職エージェントのGeeklyがおすすめです。

転職後の活躍率86%以上と高い実績を誇り、AWS・Azure・GCPなどのスキルや経験を正しく評価してくれる企業を紹介してもらえます

IT専門アドバイザーから、スキルの棚卸し、書類添削、面接対策、年収交渉まで一貫したサポートを受けられ、在職中でも転職成功率86%とスムーズに進められる点も強みです。

企業ニーズを踏まえた書類作成で選考通過率を高め、クラウドエンジニアとして長く活躍できる転職を実現できます。

Geeklyはこんな人におすすめ!

  • 長く活躍できる働きやすい環境の職場を見つけたい人
  • 働きながら、できるだけ早く転職したい人
  • 大手からベンチャー企業まで幅広く求人を確認したい人

ギークリーのバナー

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
GeeklyさんはWeb/IT領域一筋の設立15年(2026年6月現在)の老舗エージェントです。15年間溜めてきたマッチングデータを元にどのキャリアアドバイザーも同じ品質で紹介できるシステムを保有しているので、担当の当たり外れが少ないのが特徴です。クラウドエンジニア志望の方にもオススメです。

◎書類添削で転職成功率20%アップ
◎いつでも退会可能

3:Findy

Findyの公式ページ

基本情報
運営会社ファインディ株式会社
タイプITエンジニア専門転職サイト
(スカウト中心)
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
非公開
対応エリア全国
年収アップ実績非公開
Findyがおすすめの理由

GitHubの開発履歴からスキルを偏差値として可視化

公開リポジトリを解析してスキルを数値化するので、職務経歴書だけでは伝わりにくい技術力を客観的な指標で示せる

スキル偏差値をもとに企業から直接スカウトが届く

技術面を評価した企業からアプローチが来るため、自分で求人を探し続けなくても選択肢を広げられる

自社サービス開発企業を中心に大手からスタートアップまで掲載

クラウド基盤を自社で設計・運用している企業が多く、設計や自動化まで任される環境を探しやすい

Findyは、GitHubの開発履歴をもとに技術力を数値化し、企業からのスカウトを受け取る転職サイトです。

公開リポジトリを解析した「スキル偏差値」が算出されるため、担当者の技術理解に左右されずに評価を受けられる点が、エージェント型との大きな違いです。TerraformなどのIaC、Docker・Kubernetesを使った構成管理といった、成果物として見せられる経験がある人ほど相性がよいサービスといえます。

掲載企業は自社サービスを開発している企業が中心で、大手からスタートアップまで幅広く含まれます。クラウド基盤を自社で設計・運用している企業が多いため、運用・監視だけでなく設計や自動化まで担当したい場合の選択肢を探しやすくなります。

一方で、担当者から求人を紹介してもらう仕組みではないため、書類作成や面接対策は基本的に自分で進めることになります。まず自分の市場価値を確認したい段階や、エージェントと併用して求人の幅を広げたい場合に向いています。

Findyはこんな人におすすめ!

  • IaCやコンテナなど、コードとして見せられる実績がある人
  • クラウドエンジニアとしての市場価値を客観的な指標で確認したい人
  • 自分のペースで求人を比較しながら転職活動を進めたい人

◎GitHub連携でスキル偏差値を算出
◎いつでも退会可能

4:テックゴー

テックゴーのバナー

基本情報
運営会社株式会社MyVision
タイプ現役ITエンジニア/PM特化転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
814件
対応エリア一都三県/大阪/名古屋/福岡
年収アップ実績
平均138万円アップ※1
テックゴーがおすすめの理由

業界を牽引する大手・ベンチャーの求人が充実

メガベンチャー・大手事業会社・ITコンサルなどの高待遇の非公開求人を多数保有

効率的に進められる「土日1DAY選考会」

休日を利用して1日に複数回の面接を凝縮。平日に時間が取れない多忙なエンジニアでも、スピーディーに選考を進めることが可能

回数無制限の模擬面接で内定率を最大化

キャリアアドバイザーが納得できるまで親身にサポート。エンジニア特有の選考ポイントを熟知した、質の高い対策を提供

テックゴーは、実務経験2年以上のITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。

コンサル転職でトップクラスの実績を誇る「MyVision」の知見を継承しているため、大手・ベンチャーのみならず、戦略コンサルファームやITコンサルタント職の求人も豊富です。開発現場の下流工程から上流工程、さらにはマネジメント層へのキャリアアップなど、中長期的な市場価値の向上を見据えた提案を得意としています。

特に、納得がいくまで何度でも実施可能な「無制限の面接対策」は利用者からも高く評価されており、選考に不安を感じる方でも自信を持って本番に挑める体制が整っています。

※1-2:2026年5月時点の公式サイトより

テックゴーはこんな人におすすめ!

  • 効率重視で、短期間での転職を成功させたい人
  • 年収アップや、上流工程へのキャリアアップを本気で考えている人
  • 土日にまとめて選考を進めたい、多忙な現役エンジニア

テックゴーのバナー

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
IT業界出身のキャリアコンサルタントが親身に寄り添って支援してくれるのが特徴です。話すのが苦手で事前の面接対策をしっかりされたい方には無制限で面接対策を実施してくれるのでオススメです。

◎年収交渉成功率100%※2
◎まずはキャリア相談からでも可能

5:リクルートエージェントIT

リクルートエージェントITの公式ページ

 

基本情報
運営会社株式会社リクルート
タイプITエンジニア専門転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
1,000件以上
対応エリア全国+海外
年収アップ実績平均50万円の年収アップ事例多数
リクルートエージェントITがおすすめの理由

IT業界の求人数10万件以上で業界トップクラス

業界トップクラスの求人数で、希望に合わせて幅広い選択肢から紹介を受けられる

企業の風土・環境・スキル要件などの内情まで提供

IT専門アドバイザーが内部情報まで共有してくれるので、「入社したら思っていた会社と違った」というギャップを防げる

扱っているIT業界の求人の平均年収は606万円

ミドルクラス求人が豊富でITスキルや経験にマッチする求人を紹介してもらえるので、転職による年収アップが実現しやすい

リクルートエージェントITは、ITエンジニア向け転職サポートにおいて業界トップクラスの求人数を誇る大手エージェントです。

クラウドエンジニア向け求人が1,000件以上(2026年9月時点)あり、IT業界全体では10万件以上の求人を保有しているため、AWS・Azure・GCPなどの経験に応じて、幅広い選択肢から最適な求人を紹介してもらえます

IT専門アドバイザーが企業の風土やクラウド環境、求められるスキル要件など内部情報まで共有してくれるため、入社後のギャップを防げるのも強みです。

平均年収606万円とミドルクラス求人が豊富で、スキルを活かした年収アップを目指すクラウドエンジニアに適しています。

リクルートエージェントITはこんな人におすすめ!

  • 幅広いクラウドエンジニア求人をチェックして転職先を選びたい人
  • 社内環境やスキル要件を入社前に確認しておきたい人
  • 首都圏だけでなく地方勤務やリモート転職を希望する人

リクルートエージェントITのバナー

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
「サービスが多すぎてどこに登録したらいいかわからない」と迷われる方は、まずリクルートさんに登録されると良いでしょう。業界No1のサービスになるので、求人量も多くキャリアアドバイザーの質も全体的に良いので、クラウドエンジニア志望の方にもオススメです。

◎業界トップクラスの求人数
◎いつでも退会可能

6:キッカケエージェント

キッカケエージェントの公式ページ

基本情報
運営会社株式会社キッカケクリエイション
タイプITエンジニア専門転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
1,369件
対応エリア全国
年収アップ実績平均約72万円アップ※1
キッカケエージェントがおすすめの理由

24項目のヒアリングで求人を厳選する「量より質」の提案

スキルと市場価値を細かく確認したうえで求人を絞り込むため、希望と離れた求人を大量に紹介されにくい

入社後定着率98.49%

紹介時点でのマッチング精度が高く、入社後に環境が想定と違ったというギャップが起きにくい

元エンジニアのキャリアアドバイザーが在籍

技術的な背景を理解したうえで相談できるため、担当工程や使用技術といった条件を伝えやすい

キッカケエージェントは、応募社数を絞り込んで一社ずつ対策を進める、ITエンジニア専門の転職エージェントです。

24項目にわたるヒアリングでスキルと市場価値を確認したうえで求人を厳選するため、応募数は1人あたり平均12.14件にとどまります。数十社に一斉応募する進め方とは異なり、1社ごとに書類と面接対策を準備していく形になります。

クラウド関連ではAWS・Azure・Google Cloudのほか、Terraform・Docker・Ansibleといったスキル単位でも求人を検索できます。

サーバーやネットワークの経験からクラウド領域へ広げたい場合も、必要な実務経験の年数が求人票に明記されているため、応募できる範囲を判断しやすくなっています。

元エンジニアのキャリアアドバイザーが在籍しており、現職に残るほうがよいと判断した場合はその旨も伝える方針を掲げています。一方で、完全未経験からの転職支援は対象外としているため、実務経験を積んだうえで利用するサービスです。

※1:2025年の20〜30歳内定承諾者を対象とし、年収の減少・維持を含む全データの平均値
※2:2025年1月1日〜12月31日の入社者465人のうち、半年以内に退職した人は7人
※参考:キッカケエージェント公式サイト

キッカケエージェントはこんな人におすすめ!

  • 応募社数を絞り、1社ずつ対策して進めたい人
  • インフラの運用・構築経験からクラウド領域へ広げたい人
  • 技術的な背景を理解している担当者に相談したい人

◎入社後定着率98.49%※2
◎いつでも退会可能

7:ワークポート

ワークポートのトップページ

基本情報
運営会社株式会社ワークポート
タイプ転職エージェント
クラウドエンジニアの
公開求人数
※2026年9月時点
487件
対応エリア全国
年収アップ実績50万円以上の年収アップ事例多数あり
ワークポートがおすすめの理由

業界専門コンシェルジュの高品質なサポートで転職決定人数No.1

IT専門コンシェルジュがマンツーマンでサポート。全国47都道府県に拠点があるため、対面でじっくり相談できる

〈採用したい人物像・キャリア・経験・給与〉を知っているからマッチング力が高い

どのくらいの規模のプロジェクトに携われるのかイメージしやすく、キャリアアップや待遇面の向上を目指せる

転職相談実績83万人&運営歴20年以上の実績あり

豊富な転職ノウハウと長年の転職事例を活かしてサポートするので、転職成功率を最大限に高められる

ワークポートは、業界専門コンシェルジュによる高品質なサポートで転職決定人数No.1の実績を誇り、IT専門コンシェルジュがマンツーマンでサポートしてくれる転職エージェントです。

全国47都道府県に拠点があるため、オンラインではなく対面で相談したい人に適しています。

企業ごとの求める人物像・キャリア・経験・給与を深く理解しているため、AWSやAzure、GCPなどのスキルに合った高いマッチングが可能です。

プロジェクト規模や役割も具体的に把握でき、キャリアアップや待遇改善を目指すクラウドエンジニアに適しています。

ワークポートはこんな人におすすめ!

  • 初めての転職でも安心して相談したいクラウドエンジニア
  • 評判のいい高品質な転職サポートでスムーズな転職活動を目指している人
  • 対面サポートや丁寧な書類・面接対策を受けたい人

転職エージェント「ワークポート」のバナー

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
以前は、IT業界特化型で運営されていたほどIT領域には強みを持っているエージェントです。大量の求人を保有しており、たくさんの求人をご紹介してくれるのが特徴なので、まずは世の中にどんな求人があるか幅広く見たいというクラウドエンジニア志望の方にはオススメです。

◎転職相談実績83万人&運営歴20年
◎いつでも退会可能

クラウドエンジニアは転職エージェントと転職サイトをどう使い分ける?

求人の紹介や選考支援を受けたい場合は転職エージェント、自分で求人を比較したい場合は転職サイト・スカウト型が向いています。

クラウドエンジニア向けの転職サービスには、担当者が求人を紹介する「転職エージェント」と、自分で検索したりスカウトを受け取ったりする「転職サイト・スカウト型」の2種類があります。本記事で紹介している7社のうち、転職エージェントが6社、転職サイト・スカウト型がFindyの1社です。

両者の違いは、次のとおりです。

比較項目転職エージェント転職サイト・スカウト型
求人の見つけ方担当者が紹介する自分で検索する/スカウトを受け取る
非公開求人紹介を受けられる原則として公開求人が中心
キャリア相談担当者に相談できる基本は自分で判断する
書類・面接対策添削や模擬面接を受けられる基本は自分で対応する
条件交渉代行を依頼できる自分で行う場合がある
活動のペース担当者と相談しながら進める自分のペースで進める

どちらか一方が優れているわけではなく、転職活動で何を補いたいかによって適したタイプが変わります

転職エージェントが向いている人

求人の紹介を受けながら、書類添削や面接対策、条件交渉まで任せたい人には転職エージェントが向いています。

転職エージェントを利用する主なメリットは、以下の3点です。

  • 公開されていない求人を含めて紹介してもらえる
  • 応募書類の添削や技術面接を想定した対策を受けられる
  • 年収やリモート可否などの条件交渉を代行してもらえる

特にクラウドエンジニアの場合、設計・構築の経験や運用改善の成果をどう書類に落とし込むかで選考結果が変わります。担当者に相談しながら整理できる点は、エージェント型ならではの利点です。

転職エージェントのサポートで良かった点

※出典:
調査主体:ウェブココル株式会社「20代に利用されている転職エージェントは?利用者の実態をアンケート調査」
掲載元:PR TIMES

ウェブココル株式会社の調査では、20代で転職エージェントを利用した人の58.7%が「書類添削や面接対策の丁寧さ」を良かった点として挙げています

一方で、担当者からの連絡頻度が負担に感じられたり、技術理解の浅い担当者に当たったりするケースもあります。初回面談の段階で連絡方法や頻度の希望を伝えておくと、在職中でも無理のないペースで進められます。

転職サイト・スカウト型が向いている人

自分で求人を比較したい人や、まず市場価値を確認したい人には転職サイト・スカウト型が向いています。

スカウト型は、プロフィールや職務経歴を登録しておくと企業から直接アプローチが届く仕組みです。担当者とのやり取りが発生しないため、在職中で面談の時間を取りにくい場合でも進めやすくなります。

また、どのような企業から声がかかるかを見ることで、現在のスキルがどの年収帯・ポジションで評価されるかを把握できます。

ただし、書類の作成や面接対策は自分で行う必要があるため、初めての転職で選考の進め方に不安がある場合は、エージェント型と組み合わせる方法もあります

転職UPPPがITエンジニア964人に行った調査では、利用したことがある転職サービスとしてリクルートエージェント(45.3%)、doda(27.6%)、リクルートエージェントIT(24.1%)、ビズリーチIT(19.5%)が上位に挙がり、エージェント型とスカウト型の両方が使われている傾向が見られました。

※出典:転職UPPP「ITエンジニア転職経験者964名への独自調査」(調査対象:転職サービスの利用経験があるITエンジニア964人/調査時期:2025年8月下旬/調査会社:GMOリサーチ&AI株式会社/調査主体:UPPGO株式会社)
※本調査はITエンジニア全体を対象としたもので、クラウドエンジニアに限定した調査ではありません。

なお、クラウド以外の職種も含めて検討したい場合は、IT業界に強い転職エージェント・サイトもあわせて確認してみてください。

クラウドエンジニア向け転職エージェント・サイトの選び方

自分が扱ってきた技術と、次に経験したい業務の求人を持っているかどうかを最優先に確認します。

転職サービスを選ぶ際は、IT求人全体の数ではなく、クラウド領域に絞り込んだときの求人数を見ます。確認したいのは、次の4点です。

  • クラウドエンジニア求人が十分にあるか
  • 希望するクラウド基盤・技術に強いか
  • 現在の経験・希望する担当工程に合うか
  • IT・クラウドに詳しい担当者がいるか、選考支援があるか

クラウドエンジニア向け転職エージェント・サイトの選び方

クラウドエンジニア求人が十分あるか

IT求人全体の件数ではなく、クラウド関連の職種に絞った求人がどれだけあるかを確認します。

求人が少ないと選択肢が限られ、希望条件を妥協する形での転職になりやすくなります。検索する際は「クラウドエンジニア」だけでなく、インフラエンジニア、SRE、DevOpsエンジニア、クラウドアーキテクトといった関連職種も含めて件数を確認しましょう。

企業によって同じ業務でも職種名が異なるためです。

転職サイト・エージェントを選ぶ際に重視しているポイント

※出典:
調査主体:プロリア プログラミング(株式会社TAG STUDIO)「転職サイト・エージェント 選ぶ基準に関するアンケート調査」
掲載元:PR TIMES(株式会社インタースペース)
※調査対象:18歳以上のIT人材110人/調査期間:2024年11月20日〜12月9日/調査方法:インターネット調査

この調査では、転職サイト・エージェントを選ぶ際に重視する点として「求人の質(60%)」が最も多く、「求人数(56%)」がそれに続きました。件数の多さだけでなく、自分に合う求人が含まれているかも見られていることがわかります。

また、好条件の求人は非公開求人として扱われることもあります。公開求人の件数が少なくても、面談で希望を伝えたうえで紹介を受けられるケースがあるため、公開求人数だけで判断せず、初回面談で実際に扱っている求人の傾向を確認しておくとよいでしょう。

希望するクラウド基盤・技術に強いか

自分が使ってきたクラウド基盤や周辺技術の求人を、そのサービスが実際に扱っているかを確認します。

ひとくちにクラウドエンジニアといっても、扱う技術は企業ごとに異なります。確認したい項目は次のとおりです。

領域確認したい技術
クラウド基盤AWS/Microsoft Azure/Google Cloud/マルチクラウド
構成管理・自動化Terraform/CloudFormation/Ansible
コンテナDocker/Kubernetes(EKS・GKE・AKS)
周辺領域CI/CD/監視・オブザーバビリティ/クラウドセキュリティ

転職サービスの求人検索でこれらのスキル名を指定して絞り込めるかどうかは、そのサービスがクラウド領域の求人をどこまで細かく扱っているかの目安になります。スキル単位で検索できない場合は、面談時に「Terraformを使う求人はどれくらいあるか」といった形で直接確認しましょう。

なお、AWSの経験を中心に転職先を探している場合は、AWS求人に絞ったサービス比較も参考になります。

現在の経験・希望する担当工程に合うか

同じクラウドエンジニアでも担当する工程は幅があるため、自分の経験と希望が求人の内容と合っているかを確認します。

クラウドエンジニアの業務は、大きく次のように分かれます。

担当工程主な業務
運用・監視稼働監視、障害対応、コスト管理
構築設計書にもとづくクラウド環境の構築、テスト
設計可用性・セキュリティ・拡張性を踏まえた構成の設計
クラウド移行オンプレミス環境からの移行計画と実行
自動化(IaC)Terraformなどによる構成のコード化、CI/CD整備
DevOps・SRE信頼性設計、開発チームとの連携、運用改善
アーキテクト全体構成の技術選定、技術方針の決定

運用・監視の経験から設計・構築へ進みたい場合と、すでに設計を担当していてアーキテクトを目指す場合では、適した求人が異なります。面談では「現在どこまで担当しているか」と「次にどの工程を経験したいか」を分けて伝えると、紹介される求人のずれが小さくなります

サービスによって得意な経験層にも違いがあります。実務経験の年数に条件を設けているサービスもあるため、登録前に対象となる経験層を確認しておきましょう。

IT・クラウドに詳しい担当者と選考支援があるか

担当者の技術理解が浅いと、経験の強みが正しく評価されず、紹介される求人が希望とずれやすくなります。

ITやクラウドの知識が浅い担当者の場合、クラウド環境の構築経験や運用自動化、IaCなどの取り組みを適切に評価できません。結果として、職種名だけが一致した求人ばかり紹介されることもあります。

IT・クラウド領域に精通したアドバイザーであれば、クラウドエンジニアのスキルや経験を適切に評価できるため、的確なアドバイスをもらえる確率が高くなるでしょう。元エンジニアやIT業界出身のアドバイザーが在籍しているかを、事前に確認しておくようにしましょう。

あわせて、選考支援の内容も確認します。技術面接を想定した対策があるか、企業ごとの評価ポイントを共有してもらえるか、年収やリモート可否の交渉を代行してもらえるかは、サービスによって差があります。

また、転職後の定着率や年収アップ率、支援人数といった具体的な数字を公開しているサービスは、実績を検証しやすくなります。数字の集計条件(対象期間・対象者)まで示されているかもあわせて確認しておくと、比較の精度が上がります。

転職UPPP監修者の星野里季
星野 里季
クラウドエンジニアはITエンジニアの中でも特に専門性が高い領域になるため担当アドバイザーの業務理解力によってご紹介される求人の差が大きく出ます。話をしていく中で「この人あまりよくわかってないな」と感じたら担当変更の申し出や別のエージェントを利用するようにしましょう。

クラウドエンジニアの転職市場|求人・年収・未経験の難易度

クラウドやインフラ領域の求人需要は続いていますが、転職の難易度と年収は経験や担当工程によって変わります。

クラウドエンジニアの業務は、大きく「設計・構築」「運用・保守」「高度化・最適化」の3つに分かれます。AWS・Azure・Google Cloudなどを使ってクラウド環境を設計・構築し、稼働後は監視や障害対応を行いながら、IaCによる自動化やコスト最適化を進めていく職種です。

クラウド以外のインフラ職も含めて比較したい場合は、インフラエンジニア向けの転職エージェントもあわせて確認してみてください。

クラウド・インフラ人材の求人需要

ITインフラの設計・構築を担う職種は、求人数が求職者数を上回る状態が続いています。

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、「システムエンジニア(基盤システム)」がクラウド上にシステムを構築する仕事を含む職業として掲載されています。この職業が属する職業分類の有効求人倍率は2.24倍(令和7年度)、求人賃金は月額35.3万円です。

※出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)|システムエンジニア(基盤システム)」ハローワーク求人統計データ
※この数値は「ITシステム設計技術者」等の職業分類に対応する統計であり、クラウドエンジニア単体の有効求人倍率ではありません。

job tagの職業説明でも、従来は顧客先にサーバーを設置していた仕事が、クラウド上に仮想のITインフラを構築するものへ変化していると記載されています。オンプレミス環境の運用経験は、クラウド領域へ移る際の土台として活かせるといえます。

クラウドエンジニアの年収は経験・スキルで変わる

年収は職種名ではなく、担当している工程と技術レベルによって大きく変わります。

job tagが公開しているスキルレベル別の給与データでは、「設計・構築」を担当する場合の年収がITSSレベルごとに次のように示されています。

ITSSレベル年収の範囲
レベル1〜2420万円〜620万円
レベル3450万円〜700万円
レベル4500万円〜780万円
レベル5以上600万円〜950万円

※出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)|システムエンジニア(基盤システム)」スキルレベル別給与データ(厚生労働省が2023年度に実施した委託調査に基づく。金額は第一四分位から第三四分位の範囲)
※クラウドエンジニアに限定したデータではなく、ITインフラの設計・開発を担う職業のデータです。

同じ「設計・構築」の担当でも、レベル1〜2とレベル5以上では、上限額に330万円の差があります。年収を上げたい場合は、担当できる工程を増やすか、扱える技術の幅を広げるかのどちらかが必要になります。

求人票の年収レンジは、経験やスキルによって提示額が変わるため、上限額がそのまま提示されるとは限りません。面談では、どの経験があればレンジのどのあたりになるのかを確認しておくとよいでしょう。

未経験からの転職はインフラ基礎・関連経験が重要

完全未経験からの転職は難易度が高く、インフラ領域の実務経験があるかどうかで選択肢が大きく変わります。

未経験といっても、実際には次の3つで状況が異なります。

現在の状況転職の考え方
IT実務経験がない求人は限られる。運用・監視から入り、段階的に構築へ進む形が一般的
サーバー・ネットワークの運用経験があるLinuxやネットワークの知識を土台に、クラウド構築の求人へ応募しやすい
オンプレミス環境の設計・構築経験があるクラウド移行案件など、経験を直接活かせる求人が対象になる

job tagの調査では、「システムエンジニア(基盤システム)」で周囲のサポートなしに働けるようになるまでの期間として、「2年超〜3年以下」を挙げた人が25.0%と最も多くなっています。習得すべき範囲が広い職種であることがうかがえます。

※出典:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)|システムエンジニア(基盤システム)」入職前後の訓練期間、入職前の実務経験

企業によっては育成カリキュラムを設けている場合もありますが、即戦力となる経験者を採用する傾向があります。IT実務経験がない状態からクラウドエンジニアを目指す場合は、インフラエンジニアとして基礎を固めてから移る道筋を検討するとよいでしょう。

転職で評価されるスキル

クラウドの操作経験だけでなく、その土台となるインフラ基礎と、自動化・コンテナの経験が評価されます。

転職市場で確認されることが多いスキルは、以下のとおりです。

分類スキル具体内容
インフラ基礎Linuxファイル操作/プロセス管理/ログ確認/シェル
ネットワークTCP/IP、CIDR、DNS、HTTP/HTTPS、ファイアウォール
クラウドAWSEC2、S3、VPC、IAM
AzureVM、Blob、VNet
Google CloudCompute Engine、VPC
自動化IaCTerraform、CloudFormation、Ansible
コンテナDocker/KubernetesEKS/GKE/AKS
セキュリティクラウドセキュリティIAM設計、暗号化、ゼロトラスト
ポータブルスキル要件整理・説明顧客や他部署との調整、設計意図の言語化

job tagでも、この職業に求められるスキルとして「要件分析(仕様作成)」や「設置と設定」に加え、他者との調整や説得といった対人スキルの必要度が高く示されています。技術力だけでなく、ITに詳しくない相手にも構成や課題を説明できることが評価につながります

主なキャリアパス

クラウド基盤の知識は幅広い職種の土台になるため、技術を深める方向と、組織を動かす方向のどちらにも進めます。

主なキャリアパスは、次の4つです。

キャリアパス主な業務
クラウドアーキテクトクラウド環境の全体設計、技術選定
SRE/DevOpsエンジニアCI/CD構築、信頼性設計、開発・運用の自動化
クラウドセキュリティスペシャリストセキュリティ設計、リスク対策
プロジェクトマネージャー/テックリード進捗・予算の管理、技術的な意思決定

※参考:レバテックキャリア「クラウドエンジニアのキャリアパスは?具体例や考え方をチェック!」

job tagでも、この職業のキャリアパスとしてプロジェクトマネージャーから管理職に進む道、特定分野のスペシャリストになる道、ITコンサルタントになる道が挙げられています。どの方向に進むかによって、次の転職で選ぶべき求人も変わります。

インフラ領域の他職種も検討したい場合は、以下の記事も参考にしてください。

クラウドエンジニアの求人票で確認したいポイント

求人票では「クラウドエンジニア」という職種名だけでなく、使用しているクラウド基盤と担当する工程を必ず確認します。

同じ職種名でも、実際の業務は企業によって大きく異なります。監視ツールのアラート対応が中心の求人と、マルチクラウド環境の設計を任される求人が、どちらも「クラウドエンジニア」として募集されているためです。

紹介を受けた求人は、次の項目で見比べてみてください。

確認項目求人票で見るところ記載がなければ面談で確認すること
クラウド基盤AWS/Azure/Google Cloudのどれを使うか複数ある場合の利用比率、配属先で扱う基盤
担当工程設計・構築・運用のどこを担当するか入社直後に任される範囲と、その後の広がり方
案件の種類新規構築か、オンプレミスからの移行か移行プロジェクトに参加できる可能性
IaCTerraformなどの記載があるか実務で使っているか、これから導入する段階か
コンテナDocker/Kubernetesの記載があるか本番環境で運用しているか、検証段階か
働き方リモートの可否、オンコール対応の有無夜間・休日対応の頻度と手当の扱い
キャリアSRE・アーキテクトなどのポジションがあるか上流工程へ進んだ人の実例

特に見落としやすいのが、求人票に書かれた技術が「これから導入する予定」なのか「すでに本番環境で運用している」のかという違いです。募集要項にTerraformやKubernetesの名前があっても、実際には検証段階で、入社後しばらくは従来どおりの手作業が続くケースもあります。

また、客先常駐の有無も確認しておきたい項目です。同じ設計・構築の求人でも、自社サービスの基盤を継続的に改善していく働き方と、プロジェクトごとに現場が変わる働き方では、身につく経験が異なります。

求人票だけで判断がつかない場合は、担当者に「直近でこのポジションに入社した人がどのような業務をしているか」を聞くと、実態が把握しやすくなります。

クラウドエンジニアが転職サービスを活用する3つのポイント

紹介される求人の精度は、担当者にどこまで具体的に情報を伝えられるかで変わります。

転職サービスを利用する際に押さえておきたいのは、以下の3点です。

  • 技術・経験・希望工程を具体的に共有する
  • 技術理解が浅い担当者なら変更を相談する
  • 必要に応じて異なるタイプのサービスを組み合わせる

クラウドエンジニアが転職サービスを活用する3つのポイント

技術・経験・希望工程を具体的に共有する

希望年収や勤務地だけでなく、扱ってきた技術と次に経験したい工程まで伝えると、紹介される求人のずれが小さくなります。

面談で伝えておきたいのは、次のような内容です。

伝える項目具体例
使用してきたクラウド基盤AWSを3年、Azureは検証環境のみ
担当した工程要件定義は未経験、設計書にもとづく構築とテストを担当
自動化の経験Terraformで既存構成のコード化を担当、CI/CDは未着手
システムの規模サーバー数十台規模、月間アクセス数◯件
次に伸ばしたい分野クラウド移行の上流、Kubernetesの本番運用

あわせて、希望条件には優先順位をつけておきます。すべての条件を満たす求人があるとは限らないため、譲れない条件と譲れる条件を分けておくと、担当者も求人を選びやすくなります。

求職活動をはじめた経緯、きっかけ、理由とともに、仕事内容、雇用形態、将来のための経験、年収など、まずは思いつくものとその理由を書き出しましょう。そして、それらが絶対に譲れないことか考え、優先順位を決めましょう。それにより、その後の「仕事選び」の軸が決まります。

※引用:厚生労働省「job tag 求職ガイド」

「絶対に譲れない条件に◎」「できれば譲りたくない条件に〇」「譲ってもよい条件に△」と印をつけて整理しておくと、面談でそのまま伝えられます

技術理解が浅い担当者なら変更を相談する

担当者との相性が合わない場合は、遠慮せずに変更を相談することが重要です。

クラウドエンジニアは専門職のため、技術の理解度やヒアリング力がサポートの質を大きく左右します。クラウドのスキルや市場動向に関する理解が浅いと、満足のいくアドバイスを受けられず、結果として転職活動が長引いてしまいます。

「話しづらい」「希望がうまく伝わらない」と感じた場合は、早めに担当者の変更を依頼するとよいでしょう。多くのサービスでは、問い合わせ窓口から担当変更を申し出られます。

担当を変えるほどではないと感じる場合でも、面談で使った資料や職務経歴書を見直し、技術の説明を補うだけで紹介内容が変わることもあります。

必要に応じて異なるタイプのサービスを組み合わせる

複数登録が必須というわけではなく、1つのサービスで足りない機能を補いたいときに組み合わせます。

エージェント型は求人の紹介と選考支援を受けられる一方、担当者が扱う求人の範囲に選択肢が左右されます。スカウト型は自分の市場価値を確認しやすい一方、選考対策は自分で進めることになります

そのため、次のような使い分けが考えられます。

足りないと感じるもの補う方法
紹介される求人の幅扱う領域が異なるエージェントを追加する
自分の市場価値の目安スカウト型に登録し、届く求人の条件を見る
書類・面接の対策選考支援が手厚いエージェントに相談する

ただし、登録先を増やすほど面談や連絡の対応にかかる時間も増えます。在職中に進める場合は、まず1〜2社で進めてみて、求人の幅やキャリアアドバイザーの対応に不満を感じた時点で登録するサービスを増やすのもおすすめです。

クラウドエンジニアの転職に関するよくある質問

Q1:未経験からクラウドエンジニアに転職できますか?

可能ですが、インフラ領域の実務経験があるほうが選択肢は広がります。サーバーやネットワークの運用経験があれば、その知識を土台にクラウド構築の求人へ応募しやすくなります。

IT実務経験がない状態からの転職では、求人がかなり限られます。企業は即戦力となる経験者を採用する傾向があり、育成前提の求人は多くありません。まず運用・監視のポジションから入り、Linuxやネットワークの基礎を固めてから構築・設計へ進むのが現実的です。

Q2:クラウドエンジニアの転職に資格は必要ですか?

必須ではありませんが、実務経験が浅い場合の知識の証明には使えます。選考では実際に何を設計・構築したかが重視されるため、資格だけで評価が決まるわけではありません。

クラウドエンジニアの転職で挙がることが多い資格は、次のとおりです。

  • AWS認定資格
  • Microsoft Azure認定資格
  • Google Cloud認定資格
  • 基本情報技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト試験

厚生労働省のjob tagでも、ITインフラの設計・開発を担う職業の関連資格として基本情報技術者、応用情報技術者、ネットワークスペシャリストなどが挙げられています。

※参考:厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)|システムエンジニア(基盤システム)」就業するには?

Q3:クラウドエンジニアとインフラエンジニアの違いは?

クラウドエンジニアは、インフラ領域のなかでもクラウド基盤を中心に扱う職種です。インフラエンジニアはサーバー・ネットワーク・データベースなどを含む広い呼び方で、クラウドエンジニアはその一部にあたります。

ただし企業によって定義は異なり、同じ業務内容が「インフラエンジニア」として募集されていることもあります。求人を探す際は職種名だけで絞らず、業務内容の記載を確認してください。

Q4:AWS・Azure・Google Cloudのどれが転職に有利ですか?

一律の正解はなく、応募先の企業が使っている基盤と、自分の経験の深さが重要です。国内ではAWSを扱う求人が多い傾向にありますが、Azureは既存のMicrosoft製品と組み合わせて導入する企業、Google Cloudはデータ分析基盤を持つ企業で使われることが多くなっています。

複数の基盤を浅く触った経験より、1つの基盤で設計・構築まで担当した経験のほうが評価されやすい傾向があります。そのうえで、他の基盤にも対応できる姿勢を示せると選択肢が広がります。

Q5:クラウドエンジニアの将来性はありますか?

クラウド基盤の運用に加え、設計や自動化まで担える人材には引き続き需要があります。国内のクラウド市場は拡大が見込まれており、それに伴う人材需要も続くと考えられます。

日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測

※出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」データ集「日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測」

総務省の情報通信白書によると、国内のパブリッククラウドサービス市場は2024年の約4.1兆円から、2029年には8.8兆円規模まで成長すると予測されています。

一方で、クラウドの構築作業そのものは自動化が進む領域でもあります。設定作業だけを担当する働き方より、要件を整理して構成を設計したり、IaCで運用を効率化したりできる人材のほうが、長期的に評価されやすいといえます。

まとめ|経験・技術に合った転職サービスを選ぼう

クラウドエンジニアの転職では、IT・クラウド領域に強いサービスを軸に、自分の経験と希望する進め方で選び分けます。

本記事で扱った内容を整理すると、次のとおりです。

  • 比較する軸は、クラウド求人の数・サービスの形態・対象となる経験層の3点
  • 求人の紹介と選考支援がほしいならエージェント型、自分で比較したいならスカウト型
  • 年収は職種名ではなく、担当工程とITSSレベルで大きく変わる
  • 紹介された求人は、使用するクラウド基盤と担当工程まで確認する

転職サービスは、求人を探す手段のひとつです。登録して終わりではなく、扱ってきた技術と次に経験したい工程を具体的に伝えることで、紹介される求人の精度が上がります

まずは自分の経験に近いサービスを1〜2社確認し、どのような求人が出てくるかを見るところから始めてみてください。

株式会社ウェヌシス代表取締役 成田大輝様

株式会社ウェヌシス代表取締役
成田大輝

株式会社ウェヌシス代表取締役として、ひとり情シス・兼任情シスなど多忙な担当者の知識アップデートをサポートする研修事業を手掛ける。自身も2度の転職経験を持ち、その体験を活かして年間100本以上の転職・キャリア記事を執筆。実務体験に基づく教育と執筆活動で、IT分野の人材育成とキャリア形成を後押ししている。

保有資格

  • 情報技術能力検定試験 2級
  • MOS Excel 2016
  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験

参考サイト